Column

「しらかば荘」4月10日オープン

みなかみの地で、本能を呼び覚ます旅の目的地を。「しらかば荘」4月10日オープンに寄せて。

 

「みなかみに、宿をつくろう」

そんな一言から始まったプロジェクトが、3年の月日を経て、ついに形になりました。群馬県みなかみ町、猿ヶ京温泉。豊かな岩清水と深い緑に囲まれたこの場所に、一棟貸しの宿「しらかば荘」が、2026年4月10日に産声をあげます。

PMとしてこの3年間、私はこの地と、そしてこの宿が持つ「問い」と向き合い続けてきました。

 

「便利さ」の先にあるもの

現代の私たちは、あらゆる「面倒」をテクノロジーで解決してきました。しかし、効率を追い求めた結果、私たちが本来持っていたはずの五感や本能は、いつしか埃をかぶってはいないでしょうか。

しらかば荘のコンセプトは「本能に、問う。」です。 ここには、あえて残された「不便さ」があります。例えば、薪で火を熾すサウナ。例えば、自身で温度を調整する源泉掛け流しの湯。自ら手を動かし、自然の揺らぎに身を委ねる。そのひと手間こそが、鈍化していた感覚を呼び覚まし、自分自身の「ゼロ地点」へと立ち返らせてくれるのです。

 

最高のタッグによる、静寂の建築

この宿を具現化したのは、OSAJIの茂田正和氏と、建築家集団ADXの安齋好太郎氏という、類まれなる感性を持つお二人です。 安齋氏が目指したのは「みんなの心の中にある共通の実家」。

150年の時を刻んだ一枚板の食卓、土間と縁側が緩やかにつながる空間。それは、ただ豪華なだけでなく、どこか懐かしく、包み込まれるような安心感を与えてくれます。
そこに茂田氏のディレクションによる調和が加わり、静寂の中に凛とした美しさが漂う空間が完成しました。

 

 

食の場、そしてワイン

ぜひ体験していただきたいのが「食の場」としてのしらかば荘です。 

プロユースの設備を備えたキッチンは、料理をすることがエンターテインメントになるよう設計されています。地元の農家から届く力強い野菜、岩清水が育んだ米。

それらを、私がこの宿のために選定したワインとともに愉しんでいただく。そんな贅沢な時間が、ここには流れています。

 

パートナーと、気心の知れた友人と、あるいは大切なチームの合宿として。 「心地よい不便さ」を愉しみながら、心身が整っていく感覚。
それは、これからの豊かさの新しい基準になるのかもしれません。

3年間の想いを込めて、みなかみでお待ちしております。


 

【施設概要】

  • 名称: しらかば荘
  • 開業日: 2026年4月10日(金)
  • 所在地: 群馬県利根郡みなかみ町猿ヶ京温泉
  • 特徴: 1日1組限定一棟貸し、源泉掛け流し温泉、薪サウナ、プロユースキッチン完備

 

https://shirakabaso.jp/

 

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